産後の女性によくある「低音障害型感応難聴」になった話。

耳が聞こえにくい




子どもが生後3か月頃、ある朝起きたら左耳がぼわーっとしていました。

20代の頃に突発性難聴になったことがあるのですが、今回は「低音障害型感応難聴」との診断。

(突発性難聴の時の体験談はこちらに書いています)

聴力の低下がひどい場合はステロイドによる投薬治療が必要になりますが、幸い軽度だったため、授乳中でも飲める別の薬を飲むことになりました。

しかし病院の薬ではあまり回復しなかったので、鍼灸を試してみることに。

今回は「低音障害型感応難聴」の体験談を書いてみようと思います。

 

義母との関係でストレスMAXだった時に難聴を発症

子どもが生後3か月頃というと、そろそろ生後100日のお食い初めの準備を始める時期。

そのことで義母と意見が合わず、義母も初孫だからこだわりがあったようで、かなり対立してしまいました…

そのストレスがMAXだった頃のある朝、冒頭にも書いたように、起きたら左耳がぼわーっとしていました。

突発性難聴になって以来、疲労やストレスがたまっている時や台風の時に耳が詰まった感じがすることはよくあったのですが、今回はちょっとただ事ではないなと感じました。

常に「ゴー」という音が聞こえていて、いつもだったら換気扇がついていたら弱運転でも気づくのですが、この時は弱だと全くわかりませんでした。

もし突発性難聴の場合、治療はなるべく早く(できれば発症から2日以内に)した方が良いと知っていたので、その二日後に耳鼻科を受診しました。

「低音障害型感応難聴」とは?

検査の結果、「低音障害型感応難聴」と診断されました。

右耳の低音域の聴力が下がっているとのこと。(症状は左耳でしたが、検査してみると聴力低下しているのは右耳でした)

ただ、正常の範囲内ではあるらしいのですよね。以前同じ病院で聴力検査を受けたことがあり、その時の結果と比較すると聴力が下がっていました。

もし聴力の低下が酷い場合は断乳してステロイドを飲まなければいけません。

しかし今回はそこまでではないので、授乳中でも飲めるイソバイドという薬を処方されました。

イソバイドはかつて、突発性難聴のステロイド治療が終わったあとにしばらく飲んでいたことがあるのですが、超絶マズイので有名な薬です。笑

これを飲んでいたらそのうち治るかな?と思っていたのですが、お食い初めの件でさらなる強いストレスを感じるできごとがあり、症状は悪化しました><

 

鍼灸での治療を始める

どんどん症状が強くなってきているけど、再度耳鼻科に行ってもし聴力が下がっていたら、断乳してステロイド治療になる可能性もあります。

まだ生後3か月で断乳は避けたかったので、他の治療がないか調べまくりました。

すると、鍼灸で難聴の治療ができるとの情報が。

幸い家の近くに難聴の治療もやっている鍼灸があったので、そこに行ってみました。

(予約してから行くまでの間にさらなるストレスがあり、耳鳴りも追加されました…)

鍼灸の先生に診てもらうと「首や肩の凝りがかなり酷い」とのことでした。

コリで血流が悪くなったことが原因で耳の症状が出ていたそうです。

鍼(はり)治療は即効性があるので、施術の途中から少し体が楽になってきました。

耳の症状は相変わらずでしたが、体がスッキリして、赤ちゃんがぐずって抱っこしても以前ほど疲れやだるさを感じません^^

家事などのやる気も出てきましたし、気分も明るくなりました。

それまでは相当疲れていたと思います。。。

鍼治療後の経過

鍼治療って即効性はあるのですが、持続性はないので、何度も通わなければいけないのですよね。

1回施術したくらいではやはり良くならず、その後も症状が続いたり悪化したりしました。

ちなみに鍼灸の先生からは、「まずは3回通って症状が半分になると思ってください」と言われていました。

でも、もう一度病院に行った方がいいかなと悩みましたね…

そんな中、たまたま友人と会う機会がありました。久々にたくさんしゃべったり、仕事の話を聞いて「私も頑張らないとなー」と励みになったり。

そうしたら、気づけば耳の症状が軽くなり、耳鳴りもほとんどしなくなっていました!

換気扇の弱運転の音も聞こえるように!!

やはりストレス解消は大事だなと強く実感しました。

もうかなり良くなっていましたが、その二日後に予約していたので2回目の鍼治療に。

鍼灸治療は長くなるかと思っていましたが、2回で終了しました。

鍼灸は本当即効性があってよく効くので、それ以降も体のコリや痛みが酷い時は何度か通っています^^

ちなみに最近も、耳詰まり感が酷くなったことがあって、また鍼の先生にお世話になりました。

かなり疲れがたまっていたので、耳詰まりはその影響のようでした。

その時は、施術を受けた3~4日後から症状が楽になりました。徐々に血流が良くなって症状が軽くなるらしく、産後3か月の難聴の時も、友人と会ったタイミングとちょうど重なったのかもしえませんね。

 

産後のストレスで難聴になりやすい

どうも、産後や育休終了後の「仕事+育児+家事」で負担がかかりすぎた時に、難聴になってしまうケースは多いようです。

耳が聞こえなくなった場合はもちろん、耳が詰まった感じがする、ぼわーっとする、耳鳴りが酷い、めまいが酷い、というような症状があったら、なるべく早く・「優先度1位」で病院に行ってください。

もし難聴だった場合、治療が遅れると聴力が戻らなくなります><

そして聴力の低下が酷くてステロイド治療が必要だと診断されたら、それは断乳してステロイド治療をした方が良いと思います。

でももし断乳してまでステロイドを飲むほどではないとか、検査して聴力の異常はなかったけど症状があってつらいという場合は、鍼灸という手段も知っておいて損はないと思います^^

保険適用外なのでお金はかかるんですけどね…

でも耳の症状って(なったことがないとわかりづらいですが)本人は結構つらいですからね。

もしこのような症状で悩まされている方がいらっしゃったら、参考にしていただけたらなと思います^^

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4 件のコメント

  • そんなことがあるのですね!
    私も産後、かなりなストレスをかかえていましたが、耳鳴りだけて、済みました。
    慣れない育児の生活、もっと気楽にできたら良かったのにな、と思います!

    • ひらぎさん

      コメントありがとうございます^^
      たくさん読んでいただけて嬉しいです^^

      ひらぎさんも耳の不調があったのですね><
      疲労やストレスで血流が悪くなると、耳に影響が出やすいと鍼灸の先生が仰っていました。

      今考えるともっと気楽に育児できたんじゃないかなと思いますが、初めての出産・育児だとわからないことだらけで、ついストレスをためこんでしまいますよね><

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    ABOUTこの記事をかいた人

    海(うみ・30代後半)です。3年間の不妊治療を経てようやく第一子妊娠…!しかし喜ぶ間もなく「つわり」でかなり苦しみました…。 つわり体験談やつわりを少しでも軽く方法の他、帝王切開体験談、夫の育休(3か月)体験談などを書いています。 →詳しいプロフィールはこちら