3か月の育休を取得した夫。
子どもが3か月になり復職しましたが、育児の本番はここからでした。
育休を取ること自体よりも、復職後の生活の方がずっと重要だということに、この時初めて気づきました^^;
復職後の勤務スタイル
女性の場合、ほとんどの方は育休終了後は時短勤務になりますよね。
しかし男性の場合、いきなりフルタイム勤務に戻ることが多いと思います。
夫の復職後、本人の仕事のリハビリ的感覚もあったと思いますが、最初は18時半~19時頃に帰宅してくれる日が多かったです。
かなり驚いたのですが、復職初日は「大変だろうから」と、朝にお風呂掃除までして行ってくれました!
ところが、復職から日が経つにつれて、徐々に残業や飲み会が増えてきました。
そしてついに出張も。
今までは夫が帰宅するのを待って赤ちゃんをお風呂に入れていたのですが、出張とあらば仕方ありません。
私が一人でお風呂に入れることも多くなってきました。
すると、夫は「自分が早く帰宅しなくても別に良いのでは?」と思い始めたようなのですよね。
仕事で疲れて帰宅しても、息つく間もなく子どもをお風呂に入れさせられ、晩ご飯の支度ができていなければそれもしなければいけない。
だったら下手に早く帰らない方が良い…と思っているように見えました。私には^^;
育休中は一人で家事育児する大変さを実感していたはずなのに、復職したら忘れちゃうのでしょうか。
徐々に帰宅時間が遅くなっていき、私が一人で子どもをお風呂に入れて、寝かしつけ始める頃に帰ってくるようになりました。
そして子どもが7ヶ月くらいから、平日はほとんど毎日私が一人でお風呂に入れるようになりました。
夫の帰宅も娘が寝たあとが多くなりましたね。朝はバタバタしているので、平日娘と関わる時間はほとんどなくなりました。
ちなみに、育休中からやってくれている洗濯とゴミ出しは、子どもが1歳半になった今でも続いています^^
夕方から夜にかけてのワンオペはなぜ大変なのか
どうして夫が早く帰宅しないと大変なのか、実際に体験してみないとわかりづらいかと思います。
まず、生後3~4か月ごろは「黄昏泣き」と言って、夕方は理由もなくずっと泣いていることが多くなります。
抱っこしなければならず、家事は進みません。
(おんぶすればいいって言う人もいるのですが、うちの子はおんぶすると頭がクタっとなってあちこちぶつけそうになります。そもそも重くて苦しいので、体力が奪われます…体力に自信がない人には厳しい)
黄昏泣きがなくなっても、やっぱり子どもというのは夕方になるとぐずってしまうみたいですね。
それからお風呂を一人で入れるにしても、
↓
タオルや着替えをセットしておく
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赤ちゃんを洗面所に寝かせ、すぐに服を脱げる状態にしておく
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急いで先にシャワーを浴びる
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赤ちゃんの服を脱がせ、一緒にお風呂に入って洗う
↓
お風呂から出たらまず赤ちゃんをタオルで拭き、保湿クリームを塗ったり服を着せたりする
↓
その後自分が服を着る
しかもまだ一人座りできない赤ちゃんを片手で抱っこしながらなので、慣れるまで結構大変なんです。
二人でやるより時間もかかります。
また、低月齢の頃は先にシャワーを浴びている間もおとなしく待っていてくれますが、成長とともに、一人にすると泣きだしてしまいます。
バスチェアを使って一緒に入ることもできますが、季節によっては寒いですしね…
まぁ、一人で入れざるを得ない状況になれば、色んな手段を駆使してできはするんですけど…毎日この生活はやっぱりキツイ。
そしてお風呂に入れて授乳して寝かしつけてから、晩ご飯を作って食べる。その頃に夫が帰宅して、料理をもう一度あたためて盛り付けて出すって、嫌になってきますね 笑。
少なくともお風呂の時間に大人がもう一人いてくれたら、負担が軽くなります><
ワンオペに慣れはするんですけどね。慣れとともに「諦め」もでてきます。諦めが積み重なると、どうなるでしょうね 笑
男性も子育て中はせめて定時で帰れるように…
そもそも人間は、集団で子育てをする生物です。
昔は兄弟が多かったので子どもが子どもの面倒を見たり、家族の中に大人がたくさんいたので、役割を分担して生活してきたのでしょう。
現代では近所に頼れる人がおらず、妻一人で家事と育児を担っているケースも多いですが、それはかなり無理がかかっている状態。
産後うつや病気、将来の離婚リスクまで上がるライフスタイルなのではないかと。
男性は子育てのために時短どころか定時で帰ることすら難しいかもしれません。妻が専業主婦や育休中だったら、早く帰る必要はないと思われているかもしれません。
でも日中一人で家事育児している側からすると、せめて忙しい時間帯には援軍が欲しい…
それに「子どもの今」は今しかないです。子どもの成長は本当にあっという間。そして子どもはちゃんと親を見ています。
「あの時もっと子どもと関わっていれば…」と後悔している人も結構いるようですよ。
「小さい頃の我が子と過ごす時間」は、後からお金で買うことはできません。
夫にはそんな後悔をしないよう、子どもと過ごす時間を大切にしてほしいです^^
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