里帰り出産をしないで実母に来てもらったメリットと、誤算だったデメリット

食事の支度




かつては里帰り出産が一般的でしたが、今はそうではなくなってきました。

私も里帰りはせず、母に来てもらって産後を乗り切りました。

メリットはもちろんたくさんありましたが、誤算だったデメリットもあります。

里帰りをしなかった理由と、メリット・デメリットを挙げてみます。

 

里帰りしなかった理由

里帰りは最初からするつもりありませんでした。理由は以下の通り。

母がフルタイムで働いている

母はフルタイムで働いていて、帰宅するのが19~20時頃。ちなみに父はいません。

母が帰宅するまで結局ワンオペ育児になってしまうので、そもそも里帰りする意味がありません^^;

実家に部屋がない

私が家を出たあとに実家も引っ越しており、実家には私の部屋も客間もありません。

木造アパートなので赤ちゃんの泣き声で苦情が来たらどうしようと不安になるため、地方の一戸建てである自宅の方がのびのび育児できるのでした^^;

遠方なので移動が大変

実家は飛行機に乗らないと行けない距離です。

里帰りから戻る時に、まだ小さな赤ちゃんを連れての飛行機移動は大変です。まだ予防接種もしていないので、感染症のリスクもありますしね。

以上の理由から、里帰りはしませんでした。

 

里帰りしない出産の【メリット】

里帰りしない出産はメリットがたくさんありました^^

新生児期から父親が育児参加できる

里帰り出産の場合、父親は生まれた時だけ会いに行くか、仕事が休みの日だけ妻の実家に通うなどですよね。

それだとほとんど育児に参加できません。

しかし産後すぐから自宅で過ごせば、父親が早い段階から育児に参加できます。

これが非常に大きなメリットだと思いますね。

妻が母親になると同時に父親になり、育児スキルが身に付きます。

また、赤ちゃんと一緒に過ごしたりお世話することで、父親としての自覚が早く芽生えるキッカケになるかと^^

里帰りだと、その間はなかなか育児スキルが身に付きません。なんなら自宅で一人暮らし状態ですから、すっかり独身気分になってしまうことも。

ここで育児スキルに差がついてしまうと、里帰り後に結局ワンオペ育児になってしまう可能性が><

義両親も生まれたばかりの赤ちゃんと触れ合える

住む場所によりますが、うちの義両親は近くに住んでいるので、赤ちゃんが生まれたあとも頻繁に会いにきていました。

里帰りだと会えなかったから、小さいうちからたくさん触れ合えたことは喜んでいたようです。

(頻繁に来られたので休めなくて大変というデメリットもありましたが…)

次からは、母に来てもらったメリットです。

育児経験者がいると心強い

初めての育児なのでわからないことだらけです。数十年前とはいえ育児経験のある人がいてくれるのは心強かったですね。

「時代が変わって今は違うんだけどな」っていうこともありましたが^^;

ミルクを飲ませたあとのゲップがなかなか出ない時に代わってくれたり、赤ちゃんが泣き止まない時に抱っこしてくれたのは本当に助かりました。

家事をしてもらえる

家事、特に3度の食事の用意をしてもらえたのが一番ありがたかったです。

掃除とかは最悪、赤ちゃんがいる周辺だけホコリに気をつけておけばいいかと思いますが、食事の支度はどうしても必要です。

母乳をあげるのであればなおさらしっかり食べないと体が持ちませんしね。

里帰りせず夫や親のサポートがない場合でも、食事のことは産前に対策を練っておいたほうがいいなと思います^^

 

里帰りしない出産の【デメリット】

里帰りしない出産自体は良かったのですが、母に来てもらうことによるデメリットが実はたくさんありました><

夫が何もしなくなった

夫は育休を取っていたのですが…

最初は育児に意欲があったものの、母がいるなら自分はする必要がないのではと思ったのか、次第に何もしなくなっていきました…

母が帰ったあとは挽回しましたが、母がいる間自分の趣味に熱中していたので、それなら仕事に行っててくれた方がマシでした。(私の精神的に)

母由来の来客が多くて大変だった

別の記事でも書きましたが、産後なのに来客が多くて大変でした。

【産後の後悔】産後一か月以内の来客は断れば良かった

母がいなかったら母の友人や親戚は来ませんでした。義両親もそう頻繁には来なかったと思います^^;

別に母が悪いわけではないのですが、休めなくてつらかったです。

調理器具の場所がわからなくて結局寝てられない

料理や掃除をしてくれるのはありがたいのですが、道具や調味料がどこにあるかわからず、頻繁に呼ばれました^^;

言葉で説明するのが難しくて、行って「ここだよ」って教えた方が早いので、慣れるまでしばらくはゆっくりできませんでした^^;

産前に「どこに何があるかわかりやすいキッチン」にしておけばよかったなと思います。
また、引き出しに何が入っているかとか、説明しやすいように番号を決めて、テプラで貼っておけばよかったですね。

掃除のやり方が違うのでちょっとしたストレスに

母は掃除に関してはマメな方ではなく…

キッチンの使い方や掃除の仕方が、ちょっとしたストレスになりました。

キッチンカウンターが汚いままだったり、汚れた手で冷蔵庫を触るので冷蔵庫が汚れてしまったり。

クイックルワイパーで掃除してくれるのはいいけど、壁の隙間に埃が大量に挟まっていたり。

もちろん文句は言えないので、あとでこっそり自分でやっていましたが、そういうのはちょっとしたストレスでしたね^^;

 

もし第二子が生まれたら、夫と二人で乗り切りたい

もしも第二子が生まれたら、夫にはまた育休を取ってもらって、今度は二人で乗り切りたいなと思っています。

実母にはまた来てもらうかもしれませんが、あくまでも家事育児は夫がメインで、母は孫に会いに来る&ちょっとしたお手伝いをするポジションでいてほしいですね。

とは言っても実際その時が来たら、夫は私の母にメインで家事と上の子のお世話を期待すると思いますが…=_=;

今の若い人は「家事育児は夫婦で協力して行うもの」という考えになってきていますよね^^

これからは子どもが生まれたら夫婦で育休を取り、周囲の協力を得つつも夫婦で協力して子育てしていくスタイルが良いのかなと感じています。

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2 件のコメント

  • とても参考になりました。一人目は里帰り出産でした。育休が取れる男性も増えてきているので、夫婦で乗り切るというのも良いですね!

    • ひらぎさん

      コメントありがとうございます^^
      ご参考になれて嬉しいです^^

      育休を取る男性、ここ数年で増えてきましたよね!
      夫婦ともに大変な面はありますが、良い経験でした。
      もし次回があれば、今度は1年取って欲しいですー!笑

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    ABOUTこの記事をかいた人

    海(うみ・30代後半)です。3年間の不妊治療を経てようやく第一子妊娠…!しかし喜ぶ間もなく「つわり」でかなり苦しみました…。 つわり体験談やつわりを少しでも軽く方法の他、帝王切開体験談、夫の育休(3か月)体験談などを書いています。 →詳しいプロフィールはこちら