帝王切開の体験談、産後5日目の話です。
目次
産後5日目の体調と痛み
痛みは大分和らいできましたが、鎮痛剤はまだ毎食後に飲んでいました。その効果もあると思いますが、スタスタ歩けるようになりました^^
傷が痛いので仰向けでしか寝られなかったのも、横向きで寝られるようになりました。
体調は、軽い頭痛・めまい・ふらつきがありましたね。
助産師さんには「寝不足では」と言われたのですが、あとで貧血がわかったので、恐らく貧血の症状でしょう。
助産師さんに対するモヤモヤ
この体験談の記事、入院中にスマホでメモした内容を元に書いているのですが、よっぽど辛かったらしく、助産師さんに対するモヤモヤがたくさん書いてありました 笑。
なんというか、帝王切開の傷が痛むことを助産師さんにスルーされるのが辛かったですね^^;
助産師さんからしたら、「術後の痛みなんて陣痛に比べたら大したことない」と思ってるのかなぁって。
(子宮筋腫の手術をしているので)経膣分娩ができない私には、帝王切開と自然分娩どっちがどうって比較することはできませんが。
その割に、授乳で乳首に血豆ができたり出血してるのを見ると「痛そう~><」って共感してくれるのですけどね。
帝王切開で出産経験のある友人は、傷が痛む中でのお世話大変だよねって共感してくれますが、そういう共感が嬉しかったりします^^
そういえば、友人の知り合いで助産師さんをしている方が、自然分娩と帝王切開の両方を経験されたそうなのですが、「今まで帝王切開で産んだ人に対して厳しすぎだったことがわかった」と反省したそうです^^;
便秘が酷くなり、酸化マグネシウムを飲まなかったことを後悔
妊娠中から便秘になったので、便秘の薬(酸化マグネシウム:便を柔らかくする薬)を飲んでいました。
入院中も「お薬は飲んでおいた方がいいですよ」って言われてたのですが、ちゃんと飲んでおらず^^;;;
産後は、あまり体を動かせないのと、傷が痛くてお腹に力を入れられないので、便秘になる方が多いそうです。
私もすっかり固くなってしまい、薬を飲んでいなかったことをトイレで超後悔しました><
冷や汗が出るくらい苦しみました…笑
ちょうど赤ちゃんが検査のため連れて行かれて部屋にいなかったので良かったですが、このタイミングで赤ちゃんがいて泣きだしたら大変だったと思います^^;
水分をきちんと摂るのと、必要に応じて薬を出してもらっておくのが良いですね。
退院診察
退院予定日の前日ということで、退院診察がありました。
呼ばれたので診察室に向かい、待合室で待っていると、同じく退院診察を受ける人たちがやってきました。
5人くらいいたのですが、皆さんとても疲れている感じでしたね><
出産とその直後から始まる新生児育児で、みんな満身創痍です。
診察室では内診したり傷口を見たりする程度で、すぐに終わりました。
貧血があったので薬(シロップ)を服用することになりましたが、それ以外は傷口も子宮の中も問題ないということで、翌日の退院が決まりました。
赤ちゃんの甲状腺異常が見つかる
赤ちゃんの退院診察もありました。
3日で体重が9.9%減ってしまい心配だったのですが、ミルクを足し始めてからは、むしろ助産師さんがびっくりするくらい増えたようです。
※ミルクを足すことになった経緯はこちら
しかし、甲状腺に異常が見つかりました><
私は元々「潜在性甲状腺機能低下症」と言われていました。
「潜在性」なので病気ではなく、血液検査の数値としては一応正常の範囲内です。でも、不妊治療クリニックで言われたのは「妊娠を希望する場合にはTSHという数値が高すぎる」と。
そのため、妊娠前~初期は甲状腺の薬(チラーヂン)を飲んでいました。
その関係で赤ちゃんも甲状腺異常の心配があるため検査を受けたのですが、やはりTSHの数値が高かったそうです><
もし赤ちゃんの甲状腺ホルモンの量が不足していると、発達に影響を及ぼしてしまいます…。
産まれたばかりだと、数値に幅があって治療が必要かどうかまだわからないそうで、一ヶ月検診で再検査することになりました。
もし治療が必要になったとしても、ちゃんと薬を飲んでいれば心配ないみたいですが、ものすごーーく不安になりました。。。
結局一ヶ月検診では異常なしでした^^
ただ、TSHの数値が私と同じくらいで、病気ではないけどちょっと高い(=甲状腺機能が弱い)ので、今後が心配ですね。
小児科の先生には気にしなくていいと言われたのですが、ずっと気になっています><
産まれたばかりの赤ちゃんが泣きやまない時にできること
この日の夜勤の助産師さんはとても良い方で、深夜に赤ちゃんが泣きやまず困っていたら、部屋に様子を見に来てくれました><
赤ちゃんは、おむつが汚れていなくて、お腹も空いていなくても、よく泣きます。
助産師さんが、そんな時のための以下の対処法を教えてくれました。
哺乳瓶の乳首だけくわえさせる
前回の授乳からあまり時間が経っていなくても、母乳ならいくらあげても良いのですが、まだ授乳に慣れていなくて乳首がかなり痛むので、おっぱいは休ませたいです。
(ミルクは3時間空けないといけません)
そんな時は、哺乳瓶の乳首だけくわえさせて、「だましてあげる」といいと教えてくれました。
その時、空気を吸わないように、乳首の内側にティッシュを詰めておく必要があります。
ティッシュの詰め方は、下記の写真のような感じです。
乳首を吸っているだけで落ち着くみたいでした^^
添い寝してトントンする
もう一つの方法は、添い寝してトントンすること。
これまでずっと添い寝はせず、別々のベッドに寝ていました。寝ている間に赤ちゃんを潰してしまう窒息事故が怖いので><
あと、産まれたばかりの赤ちゃんって小さくてフニャフニャなので、隣に寝かせるだけでも怖かったです^^;
ですが「お母さんが少しでも休めるように」と助産師さんに促され、腕枕して添い寝してみました。
「赤ちゃんを潰してしまわないか心配」と言うと、助産師さんは「お母さんは寝ていても赤ちゃんが隣にいれば緊張しているので大丈夫」と^^;
結果、赤ちゃんはよく寝てくれました。
自分は逆に疲れたような気がしますが 笑。
これまで、夜中に赤ちゃんが泣きやまなくても助けに来てもらえることがほとんどなく孤軍奮闘してたので、この日は様子を見に来てアドバイスいただけたことがとても嬉しかったです^^
帝王切開体験談⑧に続きます。
【帝王切開体験談②】手術当日のこと。麻酔や手術の様子、術後の痛みは?
【帝王切開体験談③】手術翌日の痛みと、帝王切開後の授乳の大変さ
【帝王切開体験談④】産後2日目。硬膜外麻酔が外れた後の痛みと、母乳育児の反省点
【帝王切開体験談⑦】産後5日目。赤ちゃんの甲状腺異常と、泣き止まない時の対処法。
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