24時間続く吐き気と毎日複数回の嘔吐…。逃げることもできないし、終わりの見えない戦い…つわりって本当に過酷です。
できることなら少しでも和らげたいですよね><
私もつわりの時は、雑誌に載っている方法やネットで調べた「つわり軽減方法」を片っ端から試していました。
正直「これをすればつわりが楽になる」というものはなかったです^^;
もうひたすら耐えるしかないんですよね…。
ただ、多少なりともマシになる方法はいくつかありました。
私が試したつわり対処法をご紹介します。
目次
テレビを見ない
普段からテレビをつけっぱなしにすることが多かったのですが、テレビを見ると吐き気が増すことに気づき、テレビを見るのはやめました。
最初はテレビに映る食べ物の映像なんかがダメなのかと思っていたのですが、映っているものに関係なく、テレビを見るだけで気持ち悪くなりました。
どうしても見たいドラマは録画して、体調の良い時を見計らってみていましたが、1時間続けて見てしまうとダメでしたね~。
スマホやパソコンを見ない
テレビだけではなく、スマホやパソコンもダメでした。
動くことができない・テレビもスマホも見れないとなると、もう何もできません…。ただただ吐き気に耐えながら時間が過ぎるのを待つ日々でした。
と言っても、どうせスマホを見ていなくても気持ち悪いので、比較的体調の良い時はスマホでつわり対処法について調べたり、SNSをちょっとだけ見ていましたが^^;
本を読まない
本や雑誌もダメでした><
本当は「初めてのたまごクラブ」を読みたかったのですが、読み終わる前につわりが酷くなってしまったので、まともに読めませんでしたね。
それでもつわりについて書いてあるページを時々眺めては、つわりのピークが過ぎる週数まであと何週間…と指折り数えていました。
ただ、人によっては小説や漫画を集中して読むとつわりが和らぐケースもあるようなので、読めそうな人は試してみる価値はあるかもしれません。
リラックス系の音楽を聴く
リラックス系の音楽をYouTubeで検索して聴いていると、少し気分が和らぐような気がしました。
私はこういうのとか好きですね。
好みの音楽でいいと思います^^
下着や服装をゆったりしたものに変える
下着をゆったりしたものに変えるのは、かなり効果があると思います!
ブラをしている場合は外すか、仕事や通院で外に出かけないといけない場合は締め付けの少ない授乳キャミがおすすめです^^
こちらの記事で、締め付け感が少なくておすすめの授乳キャミをご紹介しています。
ショーツも締め付けの少ないものを選ぶか、まだお腹が全然出ていなくてもマタニティショーツを履くのも良いと思います。
ストッキングやタイツはなるべくはかないか、履くとしたらマタニティ用のものが良いですね。
妊娠初期は「まだマタニティ用品は早いよね」と思いがちなのですが、どうせいずれ買うものですし、つわりが酷い場合は初期のうちから利用した方が良いように思います。
かなりブカブカですけどね^^;
服装も、家ではマタニティパジャマがおすすめです。
普通のパジャマだと、意外とゴムがきつい場合があります。マタニティ用はズボンのウエストのゴムを調節できるものが多いので、もっとゆったりと着ることができます。
深呼吸をする
地味ですが、本当に吐き気がひどい時は深呼吸をすると少し楽になりました。
鼻から大きく息を吸って、ゆっくりと吐きます。
本当は鼻から吸って口から吐くのが正しい呼吸法だと思うのですが、口から吐くと気持ち悪くなってしまったので、私は鼻から吸って鼻から吐いていました。
特に息を吸う時はゆっくりと、肺全体を酸素で満たすようなイメージで。肺って自分が思っている以上に大きな臓器なので、胸のあたりだけではなく、背中の方も膨らます気持ちで吸うとたっぷり吸えます。
先ほど書いたリラックス系の音楽を聞きながら深呼吸をすると、より良い感じがしました。
友達とメールする
スマホを触るのはつらいのですが、近い時期に妊娠して同じくつわりと戦っている友人とメールしていると、少し気分が良くなりました。
お互い情報交換もできますし、もし身近に妊娠中やつわり経験があって相談できるお友達がいる場合は、連絡してみるのも良いと思います。
ただ、逆効果になる場合もありますが…
つわりが酷くなかった人には理解してもらえないことも多いですし、「自分の方が大変だった」と謎のマウンティングをされることもあります^^;
そんな時は、連絡を取るのをやめてしまった方が良いですね。。。
SNSで赤ちゃんの写真を見る
妊娠初期はまだお腹が大きくなっていませんし、胎動もなく、病院のエコーを見た時ぐらいしか赤ちゃんの存在を実感することができません。
でも、病気とつわりの決定的な違いは、つわりはこの苦しみを乗り越えた先には赤ちゃんの誕生という幸せが待っている点だと思います。
そのことを実感するためにも、赤ちゃんの写真を見るのもおすすめです^^
私はInstagramで「#新生児」などのタグで検索して、赤ちゃんってこんな感じなんだな~と写真を見させてもらっていました。
これもスマホなので気分が悪くなったりもするのですが、励みにもなりました。
黒酢紅茶を飲む
つわりの時はアルカリ性のものを食べたり飲んだりするのが良いということで、黒酢紅茶を飲んでいました。
アールグレイだと香りも強いので、黒酢の匂いを感じにくくて良かったです。
気持ちの問題かもしれませんが、私は黒酢紅茶を飲んでしばらくすると、気持ち悪さが少し和らぐことが多かったです。
詳しくはこちらの記事に書いています。
【つわり体験記③】妊娠8週:アルカリ性食品と漢方、効果はあった?
漢方薬を飲む
漢方でつわりが和らぐこともあるそうで、以前通っていた漢方薬局に相談して、漢方薬を送ってもらいました。
正直、私の場合は漢方が効いた実感はなかったですね^^;
漢方といっても色々な種類があるので他のものを試したい気持ちもありましたが、薬を飲むこと自体が辛かったので、飲むのをやめてしまいました。
ただ、ネットで色々見ていると、漢方が効いたという人も多くいました。
病院で漢方を出してもらえる場合もありますし、その場合は保険適用で安くなるので、漢方薬局ではなく病院でお願いしてみるのも良いと思います。
ツボ押し
つわりに効くと言われているツボがあります。
以下のツボを6~8秒程度、やさしく何回か押します。
内関(ないかん)
吐き気・胃痛・食欲不振・ストレス・イライラを解消する効果のあるツボ。
足三里(あしさんり)
吐き気・嘔吐・むくみなどに効果のあるツボ。
裏内庭(うらないてい)
吐き気・嘔吐・下痢・お腹の冷えに効果のあるツボ。
足の裏には消化器のツボが集中しているので、土踏まずを中心にまんべんなく押したりもんだりするだけでも気分がスッキリするそうです。
足三里や裏内庭は、正直つわりピーク時は押す余裕がありませんでしたが、手首の内関はすぐに押せるので時々押していました。
気休め程度ではありましたが、効く人には効くみたいですね。
シーバンド
乗り物酔いやつわりに効果があるとされているリストバンドです。
これを手首につけると、先ほどの「内関」のツボを押せるようになっています。
これも気休め程度ですが、効く人は効くようで。
私も買って試してみましたが、かえって吐き気を意識するようになってしまったので、結局使いませんでした^^;
アロマ
アロマの香りは、リラックス・リフレッシュさせてくれます。
妊娠中はOKなアロマとNGなアロマがあるのですが、こちらのマタニティリフレッシュアロマはマタニティ用に作られたアロマなので、安心して使うことができます。
私はアロマディフューザー等は持っていないので、ティッシュに1~2滴たらして少し離れたところに置いておくだけでしたが、それでも十分良い香りがしました。
においづわりになっているので匂いにはかなり敏感でしたが、この香りは柑橘系で大丈夫でした^^
ただ、私の場合はアロマよりも無臭の方がラクだったかな^^;
部屋にいて何かの臭いが気になるような時は、アロマを使った方がスッキリするかもしれませんね。
「大人の塗り絵」をする
つわりが酷い時はとても「何かして気を紛らわそう」なんてことはできなかったのですが、一時的に少しおさまった時に、ようやく「何かに集中すればもう少しマシになるかも!」と思えました。
そこでやってみたのが「大人の塗り絵」です。
大人の塗り絵は以前から興味があったのですが、なかなかその時間が取れなかったのと、色鉛筆も家には18色のものしかなく…。
でも塗り絵なら集中できそうですし、子どもが少し大きくなった時のために色数の多い色鉛筆があっても良さそうだなと思い、色鉛筆も良いものを買って、やってみることにしました。
つわりと自律神経は関係しているらしいので、塗り絵は「自律神経を整える」というものを選びました。
ネットで購入したのですが、自宅に届くころにはつわりが再度悪化していて、とても塗り絵どころでは。。。
でもせっかく買ったし、とにかく時間が過ぎるのを待つだけの日々だったので、やってみました。
すると、意外とやってやれないことはなかったですね^^;
塗り絵をやっていると吐き気を忘れる…とまではいきませんが、気持ち悪いながらも時間が経つのが速くなったように感じました。
ただ、長時間やってしまうと吐き気が悪化するので、休み休みでしたね。
気分転換や運動は無理してやらなくて良い
ここまで、つわりを少しでも和らげるためにやってきたことを書きましたが、逆にやらなくても良いのではと思っていることも書いておきます。
よく「家にこもってばかりいないで気分転換をした方が良い」「少し運動した方が良い」と言われたりしますよね。
でもこれ、つわりが重い人は無理してやらない方がいいんじゃないかと思っています。
私も少しは外に出たり、体を動かしたりした方が良いのではと思って、近所のお弁当屋さんやコンビニまで歩いたこともありましたが、帰宅後にものすごく体調が悪くなって後悔しました><
もちろん、気分転換や運動でつわりの症状が和らぐ人もたくさんいると思いますが、あまりに酷い場合はそうとは限らないので、無理なくできそうな範囲で良いと思います!
周囲の人には「家に閉じこもってないで…」とか言われがちですけどねT_T
色んな人のつわり体験を聞きましたが、つわりって本当に個人差が大きいです。
でも自分が体験したことが全てだと思ってしまいがちなので、「自分はこうだった!」とアドバイスをされることもありますが、それが全てではないので気にしないことも大事ですね^^;
以下の記事もご参考になれば幸いです。
コメントを残す