5週で始まり、6週から本格化した「悪阻(つわり)」…。
7週に入るころにはますますひどくなっていきました。
「食べづわり」と「吐きづわり」のハイブリッド型?なのか、食べないと気持ち悪いけど食べても気持ち悪かったです。
そんな中見つけた「食べない方が楽になるもの」や、「妊娠継続は無理かもしれない」とまで思った当時の精神状態を振り返ってみます。
目次
妊娠7週:つわり中こそ食べ物が大事?
つわりの時は「食べられる時だけ・食べられるものを食べていれば大丈夫」とよく言われますよね。
確かに赤ちゃんはまだ小さいので、母体が栄養を摂れなくても赤ちゃんに問題はないのかもしれません。
でも…妊娠していない時だって食べ物は大事ですよね><
自分の体を作るのは食べ物ですから…。2~3日ならともかく、1週間・1ヶ月ほとんど何も食べなくても問題ないとはとても思えませんでした。
そうは言っても、食べられないんですけどね^^;
つわりで何も食べないのは逆効果と気づく
この頃はもう普通の食事は食べられなくなっていて、水分もほとんど飲めていませんでした。
食べないと気持ち悪いけど、食べても気持ち悪い。水や麦茶を飲んでも気持ち悪い。
大丈夫だったのは、リンゴとかクラッカー、冷凍の枝豆ぐらいでした。
水分も栄養もほとんど摂らずに過ごしていたら、どんどん体調が悪化していきましたね。このままじゃまずいなと思ってベッドから起き上がったら、びっくりするほど力が入りません><
「栄養を摂らないとこんなに弱ってしまうんだ」と思い、とりあえず起きてカロリーメイトを食べてみました。
すぐに吐いてしまったのですが、食べる前よりも少し力が湧いてきたので、あらためて「食べることの大切さ」を実感しました。
スクラロース(人工甘味料)は危険?
食べることは大事ですが、吐いても良いから無理矢理食べないと!というのはまた違うのかな?とも感じていました。
私の場合、食べるとすぐに吐いてしまうものと、食べて消化し終わるまで大丈夫なものがありました。特にリンゴが食べやすく、かなり助けられましたね~。
食べるとすぐに吐いてしまうものは「自分の体が受け付けないもの」だと判断し、それ以降食べるのをやめるようにしました。
その中で気づいたのが、スクラロースが入っている物を食べると吐いてしまうことです。
スクラロースは人工甘味料で、検索してみると危険だとか安全だとか色々言われているようですが、真偽のほどはわかりません。
でも自分の体が「スクラロースはやめてくれ」と言っているように感じられたので、スクラロース入りのものは避けるようにしました。
でもスクラロースって何にでも入っているんですよね。
つわりで水分が不足している人は「イオン飲料を飲むといい」と言われますが、アクエリアスやイオンウォーター、経口保水液OS-1にも入っています。
ポカリスエットには入っていないのですが、味が濃くてつわり中は飲めませんでした><
「アイスの実」なら食べられそう!と思って夫に買ってきてもらったのですが、それにも入ってるし…
挙句の果てには、スーパーのお惣菜の納豆巻きにも入っていました。それも食べてみたのですが、やはりダメでした;_;
でも、スクラロースや添加物が多いものを食べるのをやめたら、つわりが少しマシになりました^^(その時は…)
食べられるものは日によって違ったのですが、うどん・そうめん・そばはマシでしたね。でも、連続して食べるとダメになってしまって、いつも食べ物には困っていました。
人によって食べられるもの・そうでないものは違うと思いますが、食べられるものを探してなるべく食べるようにした方が良いのかなと思いました。
そして、食べられるものがないなら、我慢せずに病院で点滴してもらうのをおすすめします><
無理してガマンしていると、つわりが長引いてしまうみたいです。
終わりの見えないつわりの精神的辛さ
私のつわりは決して軽くはなかったですが、特別重症なわけでもなかったと思います。この程度のつわりは、多くの方が経験しているようです。
それでも私にとっては、今までの人生で一番つらい経験だったように思います。
つわりの苦しさ
精神的にはこの頃が一番つらかったかもしれません。
常に気持ち悪くて、夜もなかなか眠れない。
毎日何回も嘔吐する。
ほとんど何も食べられない、水を飲むだけで気持ち悪い。
吐き気でテレビもスマホも見ることができず、一日中横たわってひたすら時間が過ぎるのを待つだけの日々。
これが6週から始まりましたが、雑誌などを見ると「つわりのピークは8~11週で、つわりが終わるのは安定期に入る15~16週ごろ」と書かれています…。
ピークはまだこれからで、しかもピーク期間が1ヶ月もあり、終わるのは2ヶ月後…。つわりが平均的に終わったとしても、最長で11週間もあります。
一人目の妊娠なのでこれからどうなるのか全く想像もつかないし、もしかしたら出産まで続くかもしれないという恐怖。
つわりはずっと続くわけではない、最悪でも出産すれば終わるといいますが、6~7週の時の私からすると、永遠にも感じられるぐらいの長さでした。
生きてるだけで地獄、まさに生き地獄。
つわりはよく「24時間続く二日酔いや船酔い」にたとえられますが、24時間どころではなく、ピーク時だけで1ヶ月続くわけです。一ヶ月間一日中こんな状態なのに「病気じゃない」と言われ、治療も基本的にはないって。。。
「これは中絶を考えたり、うつ状態になって自殺をしてしまう人がいてもおかしくないな」と思いましたね。
つわりの辛さはその症状だけでなく、
- とにかく長い
- 治療ができない
- 終わりが見えない
という精神的なものも大きいのかもしれません。
人によっては、家族や職場の理解が得られない辛さもあると思います。
正直、私自身も「妊娠の継続は無理かもしれない」と頭をよぎったことがあります。何度も「もう無理」とつぶやきました。
そんな中、苦しんでいる私を見て夫が「もうやめようか」と言ったことがありました。
「やめるってどういう意味?」と聞くと夫は何も言いませんでしたが…
夫は私以上に子どもができるのをずっと楽しみにしていたので、そんなことを考えたなんてかなり驚きましたが、夫の深い愛情を感じました。
夫のその言葉で「諦めちゃダメだ、頑張ろう」と、もう一度奮い立ったのでした。
つわり中の妻を支える夫のストレスも最大に
私がつわりで寝たきり生活になってから、家のことや私の食事の準備は、夫が全てやってくれていました。
私は冷蔵庫を開けたりキッチンに立つだけでも気持ち悪くなるので、そうめんを茹でるのでさえも夫にお願いしていました。
でも夫も仕事がありますし、ちょうど忙しくなってくる時期でもあったので、かなり大変だったと思います。
正直、夫がここまで支えてくれるとは思っていなかったのですが^^;
でもやっぱりかなりストレスがたまっていたようで、しかもGW明けということもあり、夫が目に見えてイライラし始めたのですよね。
私が頼んで買ってきてもらったトマトを食べずにいたら、怒られました^^;
でも私も「冷蔵庫から出して、洗って切るだけですらできないこともあるんだよ!」と逆切れし、その後お互いちょっと冷静に…。
そこから先は、夫は疲れは見せるものの、イライラを表に出すことはなくなりました。夫には本当に献身的に支えてもらいましたし、夫がいなかったら死んでたんじゃないかとすら思います。
ずっと励まし続けてくれて、感謝してもしきれません><
という感じで、精神的には一旦ここでピークを迎えたのですが、つわりはこの後も容赦なく襲いかかってくるのでした…。
8週に続きます。
【つわり体験記②】妊娠7週でストレスMAXに。つわりの時こそ食べ物が大事?
【つわり体験記③】妊娠8週:アルカリ性食品と漢方、効果はあった?
【つわり体験記④】つわりのピークは9週でした。ピーク時の症状と後悔したこと。
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